家事のズボラを極めるために読んでみた
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「片づけ」「掃除」「洗濯」「台所」「データ、書類整理」の5つの章に分け、著者がムダと考える家事を1ページずつ取り扱い、どう改善していくかのコツが書かれています。
たくさんの項目のなかから、「これは!」という項目を選んで実践してみました。家庭ごとに役立てられる項目は違うとは思いますが、各項目からひとつずつ、実践成果を紹介してみます。
片づけ
○着なくなった服は、一度着てみる。気もちよく人と会えるかどうかを考えると処分する決心がつく。
1時間だけと時間を決めて、タンスをがさごそしてみました。「高かったから」「まだ着られる」など思う服もありましたが、鏡の前で見てみたら、「うん、もう似合わない」「ちょっと、外には着ていけない」と納得し、7着、処分できました。ついでに、大量に持っていたヒートテックも、のびきっているのを見て、「どうして捨てられなかったのだろう?」と思いながら5着、処分。
掃除
○ゴミ袋は紙袋で代用。引っ掛けておけるから、持ち上げずに済む。
ちょっとアレンジして、台所の下にフックをかけてレジ袋を引っ掛けてみました。掃除の時に持ち上げないでいいだけでなく、ゴミがいっぱいになったら、そのまま結んで捨てられるので便利。ただ、レジ袋が有料化されたら考え直さないと・・・と思っています。
洗濯
○布団は外で干さなくてもいい。室内でも充分効果がある。
休みの日に限って、雨が降るので、なかなか布団を干すことができずにいました。半信半疑で試してみてびっくり!「室内でいいじゃん!」。お天気の良い日に、窓際に小さめのちゃぶ台を置いて、布団を広げておくと、外に干したのと変わらないくらい、ふかふかに。外に運ぶ面倒も解決できて大喜びです。
台所
○奥の卵1個だけに賞味期限を書き、手前から使う。
食料品は賞味期限を管理するのが面倒なので、少量ずつしか買わないようにしています(といっても、二人暮らしなので、1週間分ぐらいにはなるのですが・・・)。
特に困っていたのが、卵です。あまりたくさん食べないのに、10個入り。消費するタイミングを見計らいながら使っているのですが、賞味期限の書いてある紙が、いつの間にかなくなってしまって・・・。
この本をぱらぱらっと読んで、一番最初に実践したのがこれでした。急いで使ったがいいのか、しばらく大丈夫なのか、一目瞭然。便利です。
※データ、書類管理はいまのところ実践するほど困っていないので、活用できていません。
他にも、いろいろなムダを解消するためのヒントがたくさん紹介されています。コンビニやスーパーで「いらない」と言い損なって、溜まる一方の割り箸や、キレイで捨てきれない包装紙の使い方は、ただ捨ててしまう罪悪感から逃れられます。
ちょっとでも家事の時間が節約できると、自分の時間を作ることができるので、これからもズボラを極めるために役立てたい本です。