今日も素敵な本びより

~本の紹介を中心とした雑記ブログ~

親の看取りってどうしたらいいのだろう?

時間が経過するのは、あっという間ですね。
先月は、母の容体が落ち着かず、仕事の後に病院へ行き、遅い時間に帰ってくるという毎日を過ごしていました。

主治医から「長くはもたない」と、2年以上言われ続け、入退院を繰り返しているのですが、今回も、「元気になって家に帰る」というのを目標にリハビリにも取り組んでいます。

顔を見せるだけでも気持ちが落ち着くようなので、できるだけ行ってあげたいと思うのですが、片道30分とはいえ、仕事の後に行き来するのは、体力的に限界を感じつつあります。かといって、在宅介護ができるような環境でもなし…。

本人がぽつぽつと希望をいうので、現実的な問題として、お墓を購入する手続きをすすめたり、葬儀の見積もりをしてもらったりと、右往左往しています。

ゆくゆくは緩和ケア病棟への転院も考えないといけないかと思い、近隣の病院の見学もさせていただいています。近隣といっても、こちらも車で30分以上の場所にあるのですが…。普段は気にならないのですが、いざという時に、田舎って不便だなぁ~と悲しい気持ちになってしまっています。

自宅での看取りとか、緩和ケアとかの本も読んでみているのですが、今、住んでいるところでは、現実的ではないなぁ~と思うことが多いです。

本人の今の目標は「桜を見に行くこと」。今年は暖かいので、少しでも早く咲いてくれたらと思っています。

ソメイヨシノではありませんが、母のお友達の家のお庭に咲いていた桜(山桜と言われていたような…)をいただいたので、病院に短時間だけ持って行きました。

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いただいた時は、こんなに咲いてはいなかったのですが、病院内の暖房のおかげで満開に。最近、食欲がなかったのですが、お花見といいながら、いつもよりは箸が進んでいました。