今日も素敵な本びより

~本の紹介を中心とした雑記ブログ~

「昔の趣味の道具は捨てろ」って書いてある本があったけれど・・・

年末に大掃除をして、捨てるかどうかを悩んでしまったものをダンボール箱に詰め込んでいました。ちょっと落ち着いたので、再度、どうするか眺めてみました。

一番あるのは、昔の趣味の道具。タイトルは思い出せないけれど、以前、読んだ本に
“昔の趣味の道具は、どうせ使わないから捨てろ”
“昔の趣味に執着すると新しいことができなくなる”
と、いうようなことが書いてあったので、「えいやっ!」と捨てようと思ったのですが、生来の貧乏性が邪魔をして捨てきれませんでした。

パッチーワーク、編みもの、羊毛フェルト、ちりめん細工・・・と主に手芸関係のものなのですが、「いつか作る」「また作りたい」「今は忙しいからできないだけ・・・」と思ってしまうと、どうしても手放せません。

でも、ちょっと冷静になり、「本当に使うか?」を考えていました。

以前、ご紹介した『ムダ家事が消える生活』という本に書かれていた、洋服の捨て方を実践して、たくさん処分することができたので、同じ理屈で考えて、試しに、簡単なものを作ってみることにしました。

洋服は、“一度着てみて、気もちよく人と会えるか?”が基準だったので、今回は、“楽しい時間を過ごせるか?”を基準に考えてみることにしました。

 ちりめん細工、羊毛フェルトなどは、思ったほど楽しくなかったので、作成途中で、あっさり捨てることができました(好きな方ごめんなさい・・・)。

どうしても捨てきれなかったのが、パッチワークと編みもの。うっかり時間を忘れるほど夢中になれました。でも「いつか」「忙しくなくなったら」と言っていたら、また埋もれてしまうので、この際、簡単なものでもいいから、材料がなくなるまで作ろうと決意。このブログでご紹介することを目標にすれば、コツコツでも進むかもしれないので、楽しみながら頑張ってみようと思います。

とりあえず、今回、作成して完成したのは、“エコたわし”です。これは、余り物のアクリル毛糸を捨てきれずとっておいたもの。配色も考えず、ただ、適当にぐるぐる編んだだけですが、家事にも役立てられるので、私にとっては、趣味と実益をかねた、一石二鳥の道具となりました。

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