今日も素敵な本びより

~本の紹介を中心とした雑記ブログ~

「昔の趣味の道具は捨てろ」って書いてある本があったけれど・・・

年末に大掃除をして、捨てるかどうかを悩んでしまったものをダンボール箱に詰め込んでいました。ちょっと落ち着いたので、再度、どうするか眺めてみました。

一番あるのは、昔の趣味の道具。タイトルは思い出せないけれど、以前、読んだ本に
“昔の趣味の道具は、どうせ使わないから捨てろ”
“昔の趣味に執着すると新しいことができなくなる”
と、いうようなことが書いてあったので、「えいやっ!」と捨てようと思ったのですが、生来の貧乏性が邪魔をして捨てきれませんでした。

パッチーワーク、編みもの、羊毛フェルト、ちりめん細工・・・と主に手芸関係のものなのですが、「いつか作る」「また作りたい」「今は忙しいからできないだけ・・・」と思ってしまうと、どうしても手放せません。

でも、ちょっと冷静になり、「本当に使うか?」を考えていました。

以前、ご紹介した『ムダ家事が消える生活』という本に書かれていた、洋服の捨て方を実践して、たくさん処分することができたので、同じ理屈で考えて、試しに、簡単なものを作ってみることにしました。

洋服は、“一度着てみて、気もちよく人と会えるか?”が基準だったので、今回は、“楽しい時間を過ごせるか?”を基準に考えてみることにしました。

 ちりめん細工、羊毛フェルトなどは、思ったほど楽しくなかったので、作成途中で、あっさり捨てることができました(好きな方ごめんなさい・・・)。

どうしても捨てきれなかったのが、パッチワークと編みもの。うっかり時間を忘れるほど夢中になれました。でも「いつか」「忙しくなくなったら」と言っていたら、また埋もれてしまうので、この際、簡単なものでもいいから、材料がなくなるまで作ろうと決意。このブログでご紹介することを目標にすれば、コツコツでも進むかもしれないので、楽しみながら頑張ってみようと思います。

とりあえず、今回、作成して完成したのは、“エコたわし”です。これは、余り物のアクリル毛糸を捨てきれずとっておいたもの。配色も考えず、ただ、適当にぐるぐる編んだだけですが、家事にも役立てられるので、私にとっては、趣味と実益をかねた、一石二鳥の道具となりました。

f:id:tanukichi-pon:20200116121617j:plain

『かあちゃん取扱説明書』

子どもは、「あったらいいなぁ~」
大人は、「えっ、ちょっとイヤかも~」という、タイトルの児童書をご紹介します。
 

かあちゃん取扱説明書 [ いとうみく ]

価格:1,320円
(2020/1/12 21:47時点)

「ぼくちで、一番いばっているのはかあちゃんです。」ではじまる哲哉の作文。

それを読んだ父ちゃんが大笑いして、「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。・・・パソコンもビデオも扱い方をまちがえると動かないだろ、それと同じさ」と言うものだから哲哉は、コーヒーメーカーの説明をお手本にして、かあちゃん取扱説明をつくりはじめました。

取扱説明を作るのに必要なのは相手のことを良く知ること。
哲哉は、かあちゃんが、どういう時に怒るのか、どんな時に機嫌がいいのかを観察して、じっくり考えます。

最初は哲哉の作った取扱説明どおりに、食べたいものを作ってくれたり、「勉強、勉強」と言われなくなったり、うまいこといって大喜び。
しかし、かあちゃんの観察をしているうちに、いつの間にかかあちゃんの気持ち」を考えるようになって、言われなくても宿題したり、部屋を片付けたり、早起きしたり・・・。
『お手入れの方法』のページには「ときどき肩たたき、腰マッサージ」なんて言葉まででてきます。

人の取扱説明が「本当にあったらおもしろいなぁ~」なんて思いながら、軽い気持ちで手にとったのですが、読んでみると意外と奥が深く、人と接する時の姿勢を考えさせられてしまいました。
かあちゃんと哲哉の掛け合いを楽しみながらも、家族のことを考えてみるいいきっかけになる本です。

ハラマキ生活、改め、温活生活:約1ヵ月目

12月から終日、ハラマキを着用する生活を欠かさず行ってきました。
5日目に、少し効果が見られたので、引き続き、ハラマキを着用しながら、更に、ぽかぽかになりた~い!と、本を読んで、実践できそうなことを、こつこつと行ってきたのでご紹介します。 

5日目のご報告はコチラ。

 

まずは、やっぱり運動をしないと・・・と、思い始めたので、なるべく簡単で、続けられそうなものをと書店をうろうろ。店員さん邪魔してごめんなさいと心のなかでつぶやきながら、立ち読みをくり返し、「これならできそう!」と買ってみたのが、70歳のお医者さんが実践している健康法です。 

鎌田式 「 スクワット 」 と 「 かかと落とし 」 70歳、医師の僕がたどり着いた [ 鎌田 實 ]

価格:1,100円
(2020/1/12 21:28時点)

12月の半ばくらいから、“かかと落とし”を実践。
「かかとをあげて、3秒止まり、ストンと下ろす」をくり返します。
歯磨きの時や、レンジで飲み物を温めているのを待っている時など、すきま時間で、ちょこちょこと行っています。

“スクワット”は、したくない・・・。という気分にしかならなかったので、見て見ぬふりをしてきましたが、かなり昔に、洗濯物を干すときに、洗濯かごを足下に置いて、ひとつひとつ、屈んで、取って、干して、屈んで、取って、干して・・・・・・をくり返すといいというのを聞いたことを思い出し、実践してみました。朝の出勤前にしていた洗濯を夜に変更したら、時間も気にせずに済み、思ったほど苦にならなかったので、洗濯のたびに、なんちゃってスクワットに励んでいます。3日目くらいから、ふくらはぎと太ももが、軽く痛くなってきたので、かかと落としも、なんちゃってスクワットも運動不足の私にはいい刺激になっているようです。

 

つぎは、食生活。

この本を参考に、蒸ししょうがを取り入れることにしました。

やせる、不調が消える 読む 冷えとり [ 主婦の友社 ]

価格:1,430円
(2020/1/12 21:26時点)

作り方が書いてありますが、ズボラな私が自分で作るわけがありません・・・。粉末にして売ってある蒸ししょうがを探しました。探せばあるものです。

【送料無料】 厳選小川生薬 国産有機蒸ししょうが粉末 国産 30g 3個セット

価格:4,860円
(2020/1/12 21:06時点)

みそ汁に入れたり、紅茶に入れたりと、毎日、取り入れています。飲んだ後には、ぽかぽかしてきますが、調子に乗って取りすぎると、胃痛が起こるので、適度を心がけながら大切に使っています。

あとは、布ナプキンを生理中以外にも使用したり、リストウォーマーやレッグウォーマーを使用したりしています。

手足の冷たさは変わりませんが、35.8℃を超えなかった体温が、ここ最近36.0~36.2℃と上がってきています。

また、便秘と軟便をくり返し、常に腹痛に悩んでいたのですが、最近は、毎日、普通のお通じが・・・。今まで病院に行くだけでなく、市販薬やら健康食品やら、何を試しても痛い、苦しいから解放されなかったのに、温活をしただけで、こんな結果がでるだなんて!と大喜びしています。

家事のズボラを極めるために読んでみた

ムダ家事が消える生活 [ 本間 朝子 ]

価格:1,375円
(2020/1/12 21:31時点)

「片づけ」「掃除」「洗濯」「台所」「データ、書類整理」の5つの章に分け、著者がムダと考える家事を1ページずつ取り扱い、どう改善していくかのコツが書かれています。

たくさんの項目のなかから、「これは!」という項目を選んで実践してみました。家庭ごとに役立てられる項目は違うとは思いますが、各項目からひとつずつ、実践成果を紹介してみます。

片づけ

○着なくなった服は、一度着てみる。気もちよく人と会えるかどうかを考えると処分する決心がつく。

1時間だけと時間を決めて、タンスをがさごそしてみました。「高かったから」「まだ着られる」など思う服もありましたが、鏡の前で見てみたら、「うん、もう似合わない」「ちょっと、外には着ていけない」と納得し、7着、処分できました。ついでに、大量に持っていたヒートテックも、のびきっているのを見て、「どうして捨てられなかったのだろう?」と思いながら5着、処分。

掃除

○ゴミ袋は紙袋で代用。引っ掛けておけるから、持ち上げずに済む。

ちょっとアレンジして、台所の下にフックをかけてレジ袋を引っ掛けてみました。掃除の時に持ち上げないでいいだけでなく、ゴミがいっぱいになったら、そのまま結んで捨てられるので便利。ただ、レジ袋が有料化されたら考え直さないと・・・と思っています。

洗濯

○布団は外で干さなくてもいい。室内でも充分効果がある。

休みの日に限って、雨が降るので、なかなか布団を干すことができずにいました。半信半疑で試してみてびっくり!「室内でいいじゃん!」。お天気の良い日に、窓際に小さめのちゃぶ台を置いて、布団を広げておくと、外に干したのと変わらないくらい、ふかふかに。外に運ぶ面倒も解決できて大喜びです。

台所

○奥の卵1個だけに賞味期限を書き、手前から使う。

食料品は賞味期限を管理するのが面倒なので、少量ずつしか買わないようにしています(といっても、二人暮らしなので、1週間分ぐらいにはなるのですが・・・)。
特に困っていたのが、卵です。あまりたくさん食べないのに、10個入り。消費するタイミングを見計らいながら使っているのですが、賞味期限の書いてある紙が、いつの間にかなくなってしまって・・・。
この本をぱらぱらっと読んで、一番最初に実践したのがこれでした。急いで使ったがいいのか、しばらく大丈夫なのか、一目瞭然。便利です。

※データ、書類管理はいまのところ実践するほど困っていないので、活用できていません。

他にも、いろいろなムダを解消するためのヒントがたくさん紹介されています。コンビニやスーパーで「いらない」と言い損なって、溜まる一方の割り箸や、キレイで捨てきれない包装紙の使い方は、ただ捨ててしまう罪悪感から逃れられます。

ちょっとでも家事の時間が節約できると、自分の時間を作ることができるので、これからもズボラを極めるために役立てたい本です。

入院見舞いのお花は、折り紙で②

 先日、ご紹介した、チューリップの折り紙。

入院中の母に持っていったら、とても喜んでくれました。
看護師さんにも「器用ねぇ~」と誉められたので、ちょっと調子にのって、第二弾を作ってみました。

f:id:tanukichi-pon:20191231143624j:plain

ガーベラです。

こちらも、先日と同じ本から

おりがみでおはなやさん きったりはったり [ いまいみさ ]

価格:1,650円
(2020/1/12 21:32時点)

母は、長期入院の状態になってきてしまいました。
「次はどの花にする?」と、ちょっとしたことでも楽しみのようなので、ぼちぼち作っていけたらと思います。

夕ご飯のあと一品に、野菜1種類の小鉢をどうぞ

毎日、仕事から帰るときは、「今日の夕ご飯、何を作ろうかなぁ~?」との独り言が口癖になってしまっています。

ご飯とみそ汁。
メインに肉か魚を一品(これは、スーパーで買うことが多い・・・)。
そして、スーパーに頼った罪悪感を消すために、あと一品、簡単な小鉢料理を作ります。といっても、できるだけ簡単に、適当に。そして、可能な限り、冷蔵庫に残っているものを使って。

最近は、野菜をいただくことが多く、ありがたいのですが、同じものばかり集まってきて、どう消費するか?と贅沢な悩みを抱えています。そこで、野菜を1種類だけ使って、小鉢料理を作ってみることにしました。

まずは、にんじんの酢の物

f:id:tanukichi-pon:20191221213810j:plain

[材料](分量は、適当に。食べたい分だけです)
にんじん、かつおぶし、白ごま、昆布の出汁酢(無印良品
[作り方]
①にんじんはピーラーで薄く削ります。
②①を塩もみし、3~5分くらいしたら、水洗いし、しっかり絞ります。
③②に昆布の出汁酢を好きなだけかけ、かつおぶし、白ごまをあえます。

 

次は、かぶの酢の物

f:id:tanukichi-pon:20191221213826j:plain

[材料](分量は、適当に。食べたい分だけです)
かぶ、とろろ昆布、白ごま、昆布の出汁酢(無印良品
[作り方]
①かぶは薄目のいちょう切りにします。
②①を塩もみし、3~5分くらいしたら、水洗いし、しっかり絞ります。
③②に昆布の出汁酢を好きなだけかけ、とろろ昆布、白ごまをあえます。

 無印良品の昆布の出汁酢は、三杯酢を作る手間が省けて重宝しています。ちょっと甘めなので、我が家では黒酢りんご酢をちょこっと足すこともあります。風味が変わるので、毎日、酢の物でも飽きません。

 

最後は、大根の煮物

f:id:tanukichi-pon:20191221213837j:plain

[材料](分量は、適当に。圧力鍋に入る分だけです)
大根、和風だしの素
[作り方]
①大根はきれいに洗い、皮を剥かず、6cmくらいの厚さに切ります。
②圧力鍋に大根、和風だしの素、水(ひたひたよりちょっと多め)を入れます。
③蒸気口から蒸気が出始めてから10分加圧します。
④時間がきたら火を止め、ロックボタンが下がったら完成です。
※圧力鍋は、メーカーにより使い方が違うので、お気をつけ下さい。
※我が家は、とろとろの大根が好みなので、加圧時間がかなり長めです。

 

一皿だけ、野菜1種類だけですが、手作りした満足感(自己満足かもですが・・・)がありますよ。

生姜とニンニクたっぷり!あったかキムチ鍋

寒い日は、温かいものを食べて、体の中からぽかぽかになるのが一番!だけど、お料理は大嫌いなので、できるだけ手間をかけたくない!「だったら、お鍋だ~!」と、鍋三昧な日々を過ごしています。

現在、二人暮らしなので、9号の土鍋で作ると、大体、その日の夜(2人分)、次の日の朝(1人分)、お弁当(1人分)、夜(2人分)とあるので、お料理を何度かお休みでき、気分も楽になります。

何度も言いますが、本当にお料理が大嫌い。レシピ本を見ても、その通りには作れません。何より、きちんと分量を量るのも、書いてある材料を揃えるのも面倒なんです。だから、私の料理はいつも“適当”。二度と、同じ味は作れません。「また作って~」は、難しい。そんな適当レシピでも、まぁまぁ、美味しいのではないかなぁ?と自画自賛(誉めてくれる人がいないので・・・)。

今回は、温活の一環で作った、「あったかキムチ鍋」をご紹介します。本当に適当なので、もし作ってみるときには、具材(切り方も)や調味料はお好みで調整して下さい。

[材料]
大根、人参、里芋、キャベツ、ネギ、しめじ、生姜、ニンニク、白ごま、
キムチ(市販のお好みのものを)、鶏肉だんご(市販の冷凍食品)、
和風だしの素、しょうゆ

[作り方]
①9号の土鍋に入るだけ、切った野菜を詰め込みます(根菜類は下、葉物は上)。
②生姜とニンニクをたっぷり入れます。
③キムチを適当な量、入れます。
④鶏肉だんごを、適当な数、入れます。
⑤和風だしの素、しょうゆを入れて、水を鍋の7~8分目あたりまで入れます。
⑥あとは、野菜が煮えるまで、コトコト炊きます(途中で灰汁をとって下さい)。
⑦火を止めたら、白ごまを好きなだけかけて、軽くまぜたら完成です。

f:id:tanukichi-pon:20191216134118j:plain

生姜とニンニクをたっぷり入れるので、食べると体がぽかぽかしてきます。私が胃弱のため、我が家ではキムチはかなり控えめに入れます。足りない人は、各自の器の中で、味を微調整する形にしているので、「味が薄い」とか言われなくて済むのも◎なのです。

あと、我が家では、「野菜が煮えるまで」は、沸騰してから、弱火で30分としています。それは、この本の影響。

最強の野菜スープ 抗がん剤の世界的権威が直伝! [ 前田 浩 ]

価格:1,430円
(2020/1/12 21:38時点)

「30分煮る」という以外は、真似できていません。野菜だけを使って、味付けをしないのが基本なので、我が家では「味がしない!」と、不評なのです。だけど、私は、だしなし味付けなしも好きなので、たまには野菜だけで作ることもあります。あとは、今回みたいに鍋物を作るときや、お味噌汁を作るときに、少しでも野菜のいい成分が出てくれるといいなぁと思い、30分、コトコトしています。面倒くさがりなので、ゆるくないと続けられないのと、家族が食べてくれないと意味がないので・・・。

この本の影響で、大体、毎日、何らかの汁物(スープ)を食べるようになったので、以前より、お野菜をたっぷりとれていると思います。

 

ちなみに、キムチ鍋は3日目も少し残っていたので、ご飯を入れて温め、溶き卵を回しかけ、簡単おじや(1人分)にしてみました。

f:id:tanukichi-pon:20191216134131j:plain